3児のワーママ、育休復帰を前に転職活動。自信がなかった私がフルリモート転職するまで

3児ワーママの転職活動

3人目の育休から復帰する直前、私は転職活動を始めました。

当時の子どもたちは、小学1年生、年中、1歳児。

「子どもが3人もいる私を採用してくれる会社なんてあるのかな」

特別なスキルがあるとも思っていなかったし、子どもが3人いれば急なお休みも増えます。

正直、転職にはかなり不利なのではないかと思っていました。

それでも、

「転職活動を始めたからといって、転職しなければいけないわけじゃない。いい会社がなければ今の会社に残ればいい」

そう思って、まずは動いてみることにしました。

結果として、約3か月の転職活動を経て、フルリモート・フレックスの会社へ転職しました。

今回は、3児の母だった私がなぜ転職活動を始めたのか、実際に動いてみてどうだったのかを書いてみます。


目次

10年働いても給与が全く変わらなかった

転職をぼんやり考え始めたのは、3人目を出産する前でした。

前職には約10年在籍し、その間に2回の育休を取得しました。

それだけ長く働いていましたが、給与は入社した頃から全く変わっていませんでした。(1円も上がっていない!)

さらに引っかかっていたのが、育休前の評価です。

当時、私は時短勤務をしていました。

そのときについた評価が「B−」。

会社の制度上、昇給するには一定以上の評価が必要でしたが、評価が下がった理由として言われたのが「時短勤務だから」ということでした。

直属の上司は抗議してくれましたが、評価は変わらず。

「時短勤務だから評価が下がるなら、この先も給与は上がらないのかも」

そう思ったことが、転職を考え始めた最初のきっかけでした。

ただ、この時点ではまだ「転職しよう」と決めていたわけではありません。


復職先は片道2時間。働くためにこんなに苦労する必要ある?

実際に転職活動を始めるきっかけになったのは、復職先が決まったことでした。

自宅から職場まで、片道約2時間。

往復すると約4時間です。

会社も子育て中という事情には配慮してくれていて、出社は週1回、もしくは隔週程度でした。

ありがたい配慮ではありました。

でも、それでも思ってしまいました。

「往復4時間も電車に乗っている意味って何だろう?」

4時間あれば、子どもたちともっとゆっくり過ごせます。

しかも前職では、子どもが3歳になると時短勤務を終了しなければなりません。

出社日は9時の始業に間に合わず、9時30分から勤務して、その分は給与から引かれる形で調整していました。

「働くために、こんなに苦労する必要があるのだろうか」

そう思ったことが、転職活動を始める大きなきっかけになりました。

復職前の4月、まずは転職先を探してみることにしました。


復職してみたら、仕事内容にも違和感があった

転職活動を開始しつつも、実際に育休から復職しました。

そこで初めて分かったのが、復職後の仕事内容です。

Excelで値を更新するような作業が中心でした。

やってみて感じたのは、

「これ、私じゃなくてもできる仕事なんじゃない?」

ということ。

単純作業が悪いわけではありません。

ただ、私はそこに仕事の面白さを感じられませんでした。

片道2時間かけて出社して、子どもとの時間も削って。

「こんなに苦労して働くのに、退屈だと思う仕事を続けるのってどうなんだろう?」

そんな違和感も、転職したい気持ちを強くしていきました。


転職先に求めた条件は4つ

転職活動で優先したのは、

  • リモートで働ける
  • 子育てへの理解がある
  • 正社員
  • 開発職ではない

この4つでした。

子どもが3人いることも、最初からオープンにしました。

発熱や学校・保育園からの呼び出しは避けられません。

隠したまま選考が進んで途中でダメになるより、それが難しい会社なら最初から落としてもらった方がいい。

そう考えていました。

一方で、「絶対に時短勤務」という条件はつけませんでした。

出社が多ければ時短が必要。

でも、フルリモートやフレックスならフルタイムに近い時間でも働けるかもしれない。

時短勤務そのものが目的ではなく、子ども3人と生活しながら無理なく働けることが大事でした。


希望年収は「転職するなら+100万円」

当時、時短勤務だった前職の年収は約300万円。

希望年収は、時短なら400万円、フルタイムなら460万円で出しました。

転職活動について調べていると、「希望年収は少し高めに伝えてもいい」という情報を見かけたので、

「希望なんだから、言うだけなら自由だよね(笑)」

くらいの気持ちで、+100万円ほど強気に設定しました。


転職サービスは3つ使った

転職活動では、withwork、ママリブラ(現:mog career)、ママワークスを使いました。

今の会社につながったのはwithwork。レスポンスが早く、LINEでやり取りできたので、仕事と育児の合間でも使いやすかったです。

ママリブラ(現:mog career)は面接対策がかなり丁寧で、受ける会社ごとに練習してもらえたのがよかったです。

一方、ママワークスは当時の私が希望していた正社員求人とはあまり合わず、ほとんど利用しませんでした。

少し困ったのは、新卒でエンジニアをしていたため、「開発職は希望していません」と伝えていても、最初は開発に近い求人を提案されることがあったこと。

経験がある=またやりたい、ではないんですよね(笑)。

何度か希望を伝えるうちに候補には出なくなりました。

エージェントを使うなら、「やりたいこと」だけでなく、「やりたくないこと」もはっきり伝えるのは大事だと思います。


「私、何ができるんだろう?」から始まった転職活動

転職活動を始めた頃は、自分のキャリアにほとんど自信がありませんでした。

でも、これまでの仕事を振り返る中で思い出した経験がありました。

新卒でエンジニアとして働いていた頃、システムの導入支援をしていたことです。

お客様に操作方法を説明したり、どんな設定にするか一緒に考えたり。

振り返ってみると、それが今までで一番楽しかった仕事でした。

そこから、カスタマーサクセスという仕事にも興味を持つようになりました。

「特別なスキルなんてない」と思っていたけれど、自分では何とも思っていなかった経験が、次の仕事を探すヒントになりました。


未経験の業界。それでも応募してみた

転職活動では、書類選考で落ちたり、第一志望の会社に落ちたりもしました。

そんな中で応募した一社が、今働いている会社です。

きっかけは、withworkに掲載されていた子育て中の社員のインタビューでした。

仕事内容は面白そう。

でも未経験の業界だったので、

「私でもチャレンジできるの?」

という不安もあり、担当者に相談しながら応募しました。


選考が多かったからこそ、「ここなら働けそう」と思えた

今の会社の選考はかなり多めで、働きながら何度も面接を受けるのは正直大変でした。

面接はリモートだったので、業務終了後に調整していました。(その日のお迎えはパパ担当!)

でも、いろいろな社員と話せたことで、求人票でしか知らなかった会社が少しずつリアルになっていきました。

「この人たちと一緒に働くかもしれない」

と、入社後をイメージできるようになったのです。

途中では、私からお願いしてカジュアル面談もしてもらいました。

実際に子育てをしながら働いている社員とも話して、

「ここなら3人育てながらでも働けそう」

と思えたことは大きかったです。


最後に迷ったのは「復職してすぐ辞めていいの?」

最終的に内定をもらいました。

フルリモート、フレックス。給与も上がる。

それでも、

「育休から復職して数か月で辞めていいのかな」

という迷いがありました。

夫にも相談して背中を押してもらい、転職を決めました。


転職してから、子どもの行事を諦めたことがない

入社して間もない頃、子どもの音楽集会がありました。

まだ研修中だったので、ダメ元で、

「参加してから出社してもいいですか?」

と聞いてみました。

返ってきたのは、

「全然問題ないよー!」

という言葉。

前職だったら考えられないことでした。

その後、転職してから今まで、

子どもたちの行事に「仕事だから」という理由で参加できなかったことはありません。

子どもが発熱したり、病院に連れて行ったりするときも、「家族を優先してね」と言ってもらえます。

もちろん、その分、子どもの対応が終わってから仕事に戻ることもあります。

私にとってよかったのは「休みやすい」ことより、家庭の予定に合わせて仕事を組み立てられるようになったことでした。


「私、こういう仕事が好きだったんだ」

働き方だけではなく、仕事内容も変わりました。

最終的には、当初応募していた仕事とは少し違うポジションで入社しました。

詳しい職種は伏せますが、お客様の困りごとを聞いて状況を整理し、原因や解決方法を考える仕事です。

「もしかして、こういうこと?」

と考えながら答えを探していく。

これが、思っていた以上に楽しかった。

「私、こういう仕事が好きだったんだ」

と気づきました。

入社した頃は周りの仕事の速さに焦って、「早く追いつかなきゃ」と思うこともありました。

それでも今は、自分に合う仕事を見つけられたと思っています。


フルリモートにも、意外な落とし穴があった

想定外だったのは、私が仕事にのめり込みすぎたこと(笑)。

いつでも仕事ができるので、気になることがあると、

「確認だけ……」

とパソコンを開いてしまいます。

家庭との両立は格段にしやすくなった一方で、仕事と家の境界線は自分で作らなければいけません。

ここは今でも課題です。


「私にもできることがある」と思えるようになった

転職してから、長男が学校へ行きづらくなり、朝の登校に付き添うこともありました。

もし以前の働き方だったら、同じようにできただろうか。

そう考えると、

「あのとき転職していなかったら、どうなっていたんだろう」

と思うことがあります。

そして今では、仕事で評価してもらえたり、「ロールモデルです」と言ってもらえたりすることもあります。

転職活動を始めた頃は、

「子どもが3人もいるし、私に何ができるんだろう」

と思っていた私が、

「私にもちゃんとできることがあるんだ」

と思えるようになりました。

転職前には想像していなかった変化です。


転職するかどうかは、動いてから決めればいい

育休からの復職や小1の壁を前に、

「このままの働き方で大丈夫かな」

「でも、子どもがいる私が転職なんてできるのかな」

と思っている人もいるかもしれません。

私だったら、当時の自分にこう言います。

「迷ってるなら、とりあえず動いてみたら?」

転職活動をしたからといって、転職する必要はありません。

今よりいい会社がなければ、今の会社に残ればいい。

私の場合は、まず動いてみたことで、自分では何とも思っていなかった経験が仕事探しのヒントになったり、「こういう仕事が好きだったんだ」と気づいたりしました。

転職するかどうかは、動いてから決めればいい。

3人の子どもがいて、自分のキャリアに自信がなかった私にも、今までとは違う働き方が見つかりました。

この記事が、

「こんな人もいるんだ。私もちょっと探してみようかな」

と思ってもらえるきっかけになったらうれしいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

子ども3人を育てながら働く「しおの」です。
家事も育児も仕事も、なるべくラクに。でも、ちゃんと暮らしたい。
バタバタな毎日をどうにか回すために、実際に試したこと・よかったことを発信しています。

目次