中古戸建は物件価格以外にいくらかかる?築17年の積水ハウスを買ったわが家の実例

築17年の積水ハウス中古戸建で物件価格以外にかかったお金

2022年、築17年の積水ハウスの中古戸建を購入しました。

家を探していると、どうしても目が行くのは物件価格。

でも購入が決まると、仲介手数料だけでなく、リフォーム、火災保険、引っ越し、テレビアンテナ、エアコン……と、ほかにもいろいろなお金が必要になりました。

さらに築年数が経っている家では、入居後に設備の不具合が出たり、数年後にメンテナンスが必要になったりすることもあります。

この記事では、築17年の積水ハウスを購入した5人家族の実例として、物件価格以外にどんなお金がかかったのかをまとめています。

金額は家の状態や選ぶ設備によって大きく変わりますが、「中古戸建を買うと、こんな出費もあるんだ」と予算を考える参考になればうれしいです。


目次

購入~入居までにかかった主なお金

まずは一覧です。

項目わが家の場合
仲介手数料など購入時の諸費用金額非公開
入居前リフォーム307万円
引っ越し115,950円
火災保険276,550円/5年
テレビアンテナ58,900円(税込/工事費込み)
リビングエアコン343,540円(税込)
インターネットauひかりを契約
鍵交換積水ハウスのアフターサービスへ依頼

このほか、登記など住宅購入そのものに必要な費用もかかっています。

仲介手数料も大きな出費でしたが、金額から物件の購入価格を推測できるため、具体的な金額は控えます。

一方、入居時に家中を新しくしたわけでもありません。

前のオーナーさんが残してくださった照明やカーテンなど、使えるものはそのまま使いました。


入居前リフォーム|307万円

一番大きかったのが、お風呂と洗面所を中心とした入居前のリフォームです。

もともとの間取りでは、使っていた洗濯機を想定されていた場所に置けなかったため、洗面所は配置から見直すことに。お風呂も、子どもたちが使うには入りづらそうだったことや衛生面が気になり、入れ替えることにしました。

さらに階段が急だったため、まだ小さかった子どもたちが上り下りしやすいよう、子どもの高さにも手すりを追加しました。

お風呂・洗面所のリフォームと階段への手すり設置などで、合計307万円でした。

リフォーム会社は、ホームプロで探した会社と積水ハウスリフォームを比較。最終的には別のリフォーム会社にお願いしました。

お風呂はサイズより、欲しい機能を優先

もともとの浴室は1818サイズでしたが、リフォームでは選ぶメーカーや商品によって、同じサイズを入れられないことが分かりました。

積水ハウスリフォームなら、商品によっては1818のままにすることもでき、サイズダウンする場合も壁を動かしてスペースを調整できるとのこと。

一方、他のリフォーム会社では1717サイズになるものの、積水ハウスリフォームより全体の費用を抑えられる分、設備のグレードを上げやすいのが魅力でした。

そこで夫婦で意見が割れたのが、お風呂のグレードです。

私は「標準的な機能があれば十分」派。夫は「何度もするリフォームじゃないんだから、せっかくなら良い機能を入れたい」派。

最終的には、広さより設備を優先してTOTO「シンラ」の1717サイズを選びました。

10cm分は今でも「もったいないな~」と思いますが、肩湯をつけたことで、お風呂がいっそう癒しの時間になりました。

……1人で入れたときに限りますが(笑)。

洗面台はTOTO「ドレーナ」を選びました。


引っ越し|115,950円

引っ越しは、引越し侍で一括見積もりを申し込みました。

見積もりを取ったのは、アーク引越センター、アート引越センター、サカイ引越センター、アリさんマークの引越社の4社。

最初に提示された金額は17万円ほどでしたが、相見積もりの結果、最終的には115,950円になりました。

5万円以上違ったので、比較してよかった!

ちなみに、旧居と新居はかなり近距離。

「最悪、あとで自分たちで持っていけばいいし」

と若干油断していた結果、引っ越し当日ギリギリまで梱包することに。

そして、靴を引っ越し業者さんにお願いするのを忘れました(笑)。

近いからなんとかなるのは確かなんですが、「なんとかなる」と思うと準備がギリギリになるので要注意です。


火災保険|5年間で276,550円

火災保険は、保険見直し本舗で相談し、あいおいニッセイ同和損保で契約しました。

保険料は5年間で276,550円です。

わが家が手続きをしたのは、引き渡し直前の2022年9月末。

ちょうど翌10月から保険料などが改定されるタイミングだったため、本当にギリギリでした。

住宅ローン、リフォーム、引っ越し……と、家を買うと短期間に決めることがたくさんあります。

その中で火災保険は後回しになってしまいましたが、物件購入が決まったら早めに比較・確認しておけばよかったと思ったもののひとつです。

※保険料や補償内容、改定時期などは契約時期によって異なります。現在の条件をご確認ください。


テレビとインターネットも新たに契約

前のオーナーさんはケーブルテレビを利用していたため、わが家はテレビアンテナを新たに設置しました。

ケーズデンキ経由でお願いし、工事費込み58,900円でした。

インターネットも、それまで住んでいたマンションでは管理費に含まれていましたが、戸建てでは自分たちで契約が必要に。こちらもケーズデンキで相談して、auひかりを契約しました。

マンションから戸建てへの住み替えでは、これまで管理費に含まれていたものを自分で契約する必要があるのも、地味に見落としやすいところでした。


リビングのエアコン交換|343,540円

リビングのエアコンは、前のオーナーさんから故障していると聞いていたため、冬になる前に交換しました。

費用は343,540円(税込)。

わが家のリビングのエアコンは、配管を壁や天井の中に通す「隠ぺい配管」になっていて、家電量販店でそのまま交換するのが難しいことが判明。

壁に新しく穴を開ける方法なども考えましたが、最終的には積水ハウスへお願いしました。

家電ひとつの交換でも、建物の仕様によって思ったようにいかないことがある。

これは購入前には想像もしていないことでした。


中古の積水ハウス、保証はどうなった?

わが家の場合、前のオーナーさんが15年目に必要なメンテナンス工事をしていたため、保証を引き継ぐことができました。

そして築20年を迎えた現在、またメンテナンスの時期がきています。

積水ハウスからは、20年のタイミングで必要な工事をしなければ保証はいったん切れるものの、あとから必要な点検・工事をすれば、保証を再開できると説明を受けました。

積水ハウスには「ユートラスシステム」という再保証制度があり、保証が途切れていても必要な点検・工事を行うことで再保証を受けられる仕組みがあります。

中古で積水ハウスを購入するなら、「今、保証があるか」だけでなく、これまで必要なメンテナンスがされてきた家なのかも確認しておくと安心です。

※保証制度は建築・契約時期によって異なります。わが家は約20年前に建てられた住宅のため、現在の新築住宅とは保証制度が異なります。

玄関ドアごと交換!?アフターサービスで鍵だけ交換できた

中古住宅なので、玄関の鍵は交換しました。

最初にリフォーム会社へ相談したところ、積水ハウスオリジナルの玄関ドアのため、鍵だけの交換は難しいという話に。

「え、鍵を変えたいだけなのにドアごと交換するの……?」

となり、積水ハウスのアフターサービスへ相談すると、鍵だけ交換してもらうことができました。

「網戸が外れる」「窓の取っ手も交換したい」といった細かいことも一緒に相談したらすぐに見てくれました。

中古で購入した家でも丁寧に対応してもらえたので、アフターサービスについては「積水ハウス、しっかりしているな」と感じています。

一方、お風呂やエアコンでは、もともとの仕様がリフォームや設備交換のネックになることもありました。


築17年の中古戸建、入居後にも予定外の出費があった

入居時には問題なく使えていても、築17年ともなると設備もそれなりに年数が経っています。

わが家では、ある日突然トイレのレバーが壊れて流せなくなりました。

修理をお願いして一度は使えるようになったものの、古くて交換部品がなく、「次はトイレそのものを交換した方がいい」と言われました。

購入時には交換するつもりがなかったキッチンも、使ってみると食洗機のニオイや洗浄力が気になるようになり、2024年にリフォーム。

2025年には、共働きでは手入れが追いつかなくなっていた庭も外構リフォームしました。

そして築20年ほどになった現在は、外壁やバルコニー防水など、建物自体のメンテナンスも検討しています。

ただし、これらすべてが「中古戸建だから絶対に必要になる費用」ではありません。

わが家は「どうせやるなら気に入ったものを」と、予算が膨らみがちなところもあります(笑)。

それでも、購入時には問題なく使えていた設備が数年後に修理・交換時期を迎える可能性は、築年数の経った家を買うなら考えておいた方がよさそうです。


中古戸建は「買ったあと」のお金も考えておきたい

家を購入したとき、FP3級の知識も引っ張り出して(笑)、Excelで自分なりのライフプランを作りました。

住宅にかかるお金もある程度は見込んでいたつもりでしたが、住んでみたら、外構など、当時まったく予定していなかった出費もありました。

だから今、中古戸建を検討している人に伝えるなら、物件価格と購入時の諸費用だけでなく、「買ったあとにかかるかもしれないお金」も一度イメージしておくだけでも違うと思います。

特に築年数が経っている家なら、

  • 今ある設備はあと何年くらい使えそうか
  • 入居前に直したいところはどこか
  • 数年後にどんなメンテナンスがありそうか

もちろん、最初から全部を新しくする必要はありません。

わが家も使えるものはそのまま使い、必要になったところ、暮らしてみて気になったところに少しずつ手を入れてきました。

中古戸建は、購入時にすべてのお金を見通すのは難しいもの。
それでも、「買ったあとにもお金がかかるかもしれない」と少し想像しておくだけでも、予算の考え方は変わると感じています。

築17年の中古戸建を購入して4年。わが家の経験が、これから中古の家を購入しようと考えている方の参考になればうれしいです。

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この記事を書いた人

子ども3人を育てながら働く「しおの」です。
家事も育児も仕事も、なるべくラクに。でも、ちゃんと暮らしたい。
バタバタな毎日をどうにか回すために、実際に試したこと・よかったことを発信しています。

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