戸建てへの住み替えが決まり、それまで住んでいたマンションを売却することになったわが家。
一番不安だったのは、
「マンション、本当に売れるかな?」
ということでした。
私たちは、最初から「複数の不動産会社を比較して、一番いいところを探そう!」と思っていたわけではありません。
戸建ての購入を仲介してくれた不動産会社に、そのままマンションの売却もお願いするつもりでした。
ところが、参考程度のつもりで5社に査定をお願いしてみたことで、その予定が変わりました。
最終的に選んだのは、一番高い査定額を出した会社でも、最初にお願いしようと思っていた戸建てを仲介してくれた会社でもありません。
この記事では、SUUMOとおうちクラベルを使ってマンション査定を申し込み、売却をお願いする不動産会社を決めるまでの実体験をまとめます。
※この記事は、2022年にわが家がマンションを売却したときの体験をもとにしています。
最初は戸建ての仲介を担当した不動産会社にお願いするつもりだった
戸建ての購入を先に決めていたわが家。
住宅ローンを検討していたときに、「マンションの売買契約を結んでいること」を、新居の住宅ローン融資の条件としている金融機関もありました。
「マンションが売れることが決まっていないと、新居の購入資金を借りられないケースもあるんだ」
と、売却への不安が一気に現実的になったのを覚えています。
最終的には、わが家はマンション売却を融資の条件としていない金融機関を選びました。
近所の不動産会社のチラシで、仲介手数料の違いに気づいた
当時住んでいたマンションには、近所の不動産会社から「売却しませんか?」というチラシがよく入っており、その中に、仲介手数料の割引を案内している会社がありました。
「不動産会社によって仲介手数料も違うんだ」
と気付き、戸建て購入を担当してくれた不動産会社にも、
「同じくらい割引できますか?」
と聞いてみました。
ところが、同じ条件にするのは難しいとのこと。
残念な思いもありつつ、戸建購入の縁を結んでくれた会社だったので、
きっと戸建て購入を担当してくれた不動産会社でお願いすることになるだろうけど、自分のマンションが今いくらくらいなのかくらいは、参考に調べてみよう。
それくらいの気持ちで査定を申し込みました。
SUUMOとおうちクラベルで5社に査定を依頼
当時のメールやLINEを見返してみると、わが家はSUUMOとおうちクラベルの2つを使って、合計5社に査定を依頼していました。
正直、なぜ2つのサービスを使ったのかまではもう覚えていません(笑)。
申し込み自体はそれほど大変ではなく、むしろ覚えているのは、査定結果が届くたびに、
「おぉー!わが家、この値段なのか!」
と見るのが面白かったこと。
そして実際に比べてみると、査定額には最大で約500万円の差がありました。
同じマンション、同じ部屋なのに500万円。
でも、ほかの会社に比べて高い査定額を見るとうれしい反面、
「高い査定額はうれしいけど、契約してほしくて高くしてるってこともある?」
とも思いました。
一方、もともと売却をお願いするつもりだった不動産会社は、高い価格からチャレンジするというより、売れる価格を提示して、手堅く売却を進める印象でした。
「同じマンションなのに、どうしてこんなに金額が違うんだろう?」
査定結果を見ながら、そんなことを考えていました。
こんな感じで、わが家のように「まずは自分の家がいくらくらいなのか知りたい」という段階でも、一括査定を使ったことで複数社の査定額を比較できました。
5社に査定依頼。でも実際に来てもらったのは1社
5社に一括査定をお願いしたからといって、5社すべてに訪問査定をお願いしたわけではありません。
一括査定をした会社の中で、実際に自宅まで来てもらったのは1社でした。
ほかにも、チラシを見て気になっていた近所の不動産会社には、自分たちで直接相談しました。
さらに、もともと売却をお願いするつもりだった戸建て購入側の不動産会社とも話をしていました。
最初から何社も比較して徹底的に選ぶつもりだったというより、話を聞いていくうちに、少しずつ選択肢が増えていったという方が近いです。
その中で、最終的にわが家が売却をお願いすることになった会社がありました。
この記事では、社名を伏せて「A社」とします。
第一印象は「若いな……頼りないかも」だったA社の担当者さん
A社の担当者さんが最初に家へ来たとき、私の第一印象は、
「若いな……。ちょっと頼りなさそう。この時間もったいなかったな」
くらいに思っていました。
(今思い返すと本当に失礼(笑)ごめんなさい、担当者さん)
ところが、話をしていくうちに印象がどんどん変わっていきます。
家の中を一番細かく見てくれた
A社の担当者さんは、家の中をかなり丁寧に見てくれました。
同じマンションで売り出されているほかの部屋についても把握していて、その部屋と比べながら、わが家の状態がどうなのかを具体的に説明してくれました。
子どもの安全のために外していた室内の引き戸についても、購入希望者への見せ方まで提案してくれました。
質問にも一つひとつ丁寧に答えてくれて、分からないことを適当に答える感じもありません。
第一印象の「頼りないかも」は、話しているうちに「あれ?この人すごくいいかも」に変わっていました。
「ぜひやりたい」。でも、その場で契約を迫らなかった
もうひとつ印象に残っているのが、担当者さんの距離感です。
「ぜひ売却を担当したい」
という熱意はかなり伝わってきました。
でも、その場で契約を迫られることはありませんでした。
「ほかの会社からもっといい条件が出てきたら教えてください」
と言って、その日は終了。
熱意はあるけれど、押しすぎない。
この絶妙な距離感、私はかなり好感を持ちました。
一番高い査定額ではなかったA社に売却をお願いした
複数社から査定をもらいましたが、A社が一番高い査定額を出した会社ではありませんでした。
それでもA社を選んだ一番の理由は、
「この担当者さんなら、売れるまで相談しながら進められそう。不安なことも全部話せそう」
と思えたことです。
A社は、わが家が住んでいたマンションを施工した会社の系列でもありました。
マンションについてよく知っていて、同じマンションの売却事例も把握している。
そこも安心材料になりました。
仲介手数料は50%OFFから60%OFFに
不動産会社を比較するきっかけのひとつだった仲介手数料。
A社から最初に提示されたのは、仲介手数料50%OFFという条件でした。
一方、ほかの会社からは60%OFFという条件が出ていました。
そこでA社にも相談したところ、最終的には60%OFFに合わせてもらえることに。
さらに、水回りのクリーニングなどのサービスも付いていました。
もちろん、仲介手数料の割引率だけで決めたわけではありません。
担当者さんへの信頼やマンションへの理解、条件面まで含めて、
「A社にお願いしよう」
と決め、専属専任媒介契約を結びました。
※仲介手数料の割引率や付帯サービスは、わが家が2022年に売却した際の契約内容です。
一括査定を申し込んだのが7月27日。
A社に「売却をお願いします」と連絡したのが7月31日。
わずか4日で、当初の予定は変わりました。
複数社に査定をお願いしたから、自分たちで選べた
最初は、
「自分のマンションが今いくらくらいなのか、参考に調べてみよう」
くらいの気持ちで申し込んだ一括査定。
もし査定をしていなかったら、わが家はそのまま戸建て購入を担当してくれた不動産会社に、マンション売却もお願いしていたと思います。
でも、実際に査定額を比べて担当者さんと話したことで、
流れに身を任せるのではなく、自分たちで比較して、納得して選ぶことができました。
私にとっては、それが複数社に査定をお願いして一番よかったことです。
ちなみに、もし今もう一度同じマンションを売るなら、私は当時のA社の担当者さんにお願いすると思います。
売却後、同じマンションで売却を考えていた友人2人にもこの担当者さんを紹介しました。
その2人も、その後この担当者さんに売却をお願いしています。
それくらい、わが家にとっては信頼できる担当者さんでした。
でも、今住んでいる戸建てを売るなら話は別。
マンションと戸建てでは物件の条件も違うので、そのときはまた複数社に査定をお願いすると思います。
比較した結果、またA社にお願いするかもしれません。
それでも、最初から1社に決めてしまうことはしないと思います。
売却をお願いする会社は決定。でも本番はここから
こうして、マンションの売却をお願いする会社が決まりました。
……が、もちろんこれでマンションが売れたわけではありません(笑)。
売り出しを始めてから、購入希望者が決まるまでは約3か月半。
その間に受け入れた内覧は14組。
末っ子をおんぶして内覧に立ち会ったり、内覧のたびに部屋を片付けたり。
なかなか決まらず、
「もう売るのをやめて、賃貸に出した方がいいのかな?」
と思ったこともありました。
それでも最終的には、売り出し価格を一度も下げずに売却することができました。
売り出しから売却までの話は、次の記事で詳しくまとめます。
→ マンションが売れるまで約3か月半。内覧14組を受けたわが家の売却記録(準備中)
